Relaxin' in London 伊藤広規、ロンドンを往く 3 <ウォータールー・ブリッジにて>
2012年8月31日 初出
さあ、ドンドン高くなってきたよ~!ウォータールー橋があんなに下の方に見えてきた!一方、ゴンドラの中では…。
子供の背中を押しながら「、アラ!ちょっと!Koki Itoじゃないの!いっしょに写真を撮ってもらいなさいよ!」と言っているかのように見えるお母さんとパチリ。
ますます高くなる~!
写真右の真ん中に見えるはオリンピックのマラソン・コースで喧伝されたセント・ポール寺院。真下の緑の建物はロイヤル・フェスティバル・ホール。
スゲェ~、ロンドン!際立って高い建物が全然ない!
ここでも当然リラキシン!
「このおじちゃん、一体ナニしてるんだろう??????」と思っているに違いない。これも仕事のうちなのよ~!ボウズも聴いてくれよ『Relaxin' at IWAKI ALIOS』!
国会議事堂があんなに小さ~い!
今、てっぺん!
くり子さんにプレゼントしてもらったロンドン・アイのお土産。360°パノラマの案内図。くり子さん、ありがとう!
「あ~、絶景だった!」…と少々休憩。広規さんは即刻SNSで近況報告。
何しろこのあたり、こうして座ってテムズ川を行きかう船や対岸の景色をボーっと見てるだけで本当にリッチな気分になれるのよ。
そう、今のふたりはまるでThe Kinksの「Waterloo Sunset」のテリーとジュリーなのだ…。
…って放っておくと全然動きそうにないのでゆっくりと歩きだすことに…。
「ウェストミンスター橋のとなりはウォータールー橋。ここは映画『哀愁』の舞台になったところでしてね…」なんていつも通り下手なガイドをつけると広規さん、「ナニ!『哀愁』ってヴィヴィアン・リーの?!」と突然大興奮!
私も驚いて「そ、そうですよ。ヴィヴィアン・リーとロバート・テイラー…原題は『Waterloo Bridge』ってぐらいですから…」、広規さん、「行こう、行こう、早く行こう!ヴィヴィアン・リー」…ヴィヴィアン・リーじゃなくてウォータールー・ブリッジなんですけど!
今までのお疲れムードはどこへやら、もはや競歩状態でパワー全開!なんでも広規さんはヴィヴィアン・リーの大ファンなのだそうだ。
広規さんの猛烈なセンチメンタル・ムードにくり子さんも私も近寄れず。ベース界のレッド・バトラーはヴィヴィアンへの叶わぬ恋を憂えているのだろうか…。
「ここを離れるのはツラい!」とダダをこねる広規さん!ホントにお好きなんですね!
と、橋の向こうに街の明かりが灯り出しているのを発見!一転してヴィヴィアン・モードからパブ・モードへ!
もう夜の8時ぐらいだよ、コレ。今頃スッキリと晴れやがって…。
「名パブガイド」にも出ている「The Wellington」でエールをいただきましょう。右下に広規さんがいるよ。
今晩はスーパーで何か買って宿で食べよう!ということになり、コヴェント・ガーデンのMarks & Spencerで各自食べたいものゲット。
今日も楽しかった~!
伊藤広規の詳しい情報はコチラ⇒伊藤広規ホームページ
つづく