ichiro Session ~ Dear Blues #1
チョット最近はご無沙汰だけどMarshall Blogでもおなじみのichoro。
でも今日はいつもとはチョイと様子が違う。
イヤ、ichiroちゃんはいつもと同じ。
様子が違うのはコチラの方。だからMarshall BlogではなくてShige Blogにご登場頂いている。
この日のライブはichiroちゃんがブルースをトコトン演奏するというシリーズで残念ながらMarshallの出番はなし。
パフォーマンスが収録され、それがDVDとなっている。そのスリーブ&リーフレット用の写真撮影のお仕事で参加させて頂いたというワケ。
これがそのDVD。2014年9月の発売。
ベースは元The Street Slidersの市川"JAMES"洋二。
ドラムに元The Easy WalkersのJAH-RAH。
レパートリーはブルースのスタンダードからオリジナルまで多種多彩。でも、そのどれもがブルースに根差している。
「やりたいことをやって、それが芸術性が高いワリには大衆に受け入れられて、ビジネスとして成功している」…こういう人こそ「アーティスト」と呼んで然るべきだと思うんだけど…その代表としてよくPar Methenyの名前をMarshall Blogで挙げていることはご愛読頂いている方はご存知だと思う。
ナンカね、このイキイキと演奏するichiroちゃんの姿を見ていると、日本ではichiroちゃんがそれかな?なんて思ったりもするのである。
タイジさんとのギター・バトルはもちろん大きな見所のひとつ。
「ストラト対レスポール」すなわち「ゴジラ対ガメラ」…決着は永久につかない。会社が違うから戦えない!ウソウソ、両方強力だからだ!
しかし、この世に色々なものがあって、それぞれ日進月歩で進化を遂げているのに、一体ギターって何だろうね?…と思うこともあるけど、変わらないからいいんだろうね。
最近は若い人たちが聴く音楽もスッカリ変わっちゃったからギターもいいところを見てもらえなくてかわいそうな気がするね。
ichiroちゃんが決して口にださないけど「ギターのカッコよさはコレだぜ!」とギターで叫んでいるようだ。
タイジさんも代表曲「ありったけの愛を」を歌ってくれた。
タイジさんは昔、渋谷のBOXXで開催された『Marshall Night vol.2』というイベントに登場してくれた。
その時、愛用のビンテージの1959にナイロン・ギターをつないでド迫力のサウンドをクリエイトしていたのが印象的だった。
小気味よいタイジさんのアコギのバッキングにナチュラルに溶け込むichiroちゃんのメロディアスなソロ!
ブルース・ロックとMarshallの関係については後日Marshall Blogで…ね。
商品には『仲間とギターとブルース。人生に、これ以外の何が必要だろう』というキャッチコピーが付けられてるが、まさにその通り。
楽しく、激しく、美しく、ギターの魅力を存分に発揮したステージだった。
そんな演奏がギッシリ詰まったDVD。おススメです!
あ、写真にも注目してチョ!
DVDの詳しい情報はコチラ⇒アトスインターナショナル公式ウェブサイト