Chris Duarte Live in Japan 2012 <前編>
2012年9月5日 初出
ワタクシメのヘタな写真でこの音楽の達人たちが奏でる驚異的なサウンドの片鱗を少しでも感じ取っていただけるとうれしいと思う…。写真中心でご覧あれ~!
ドラムはジャック・ジョーンズ。
表記としてはきっと「デュアーテ」さんが正しいんだろうな。、アメリカ人の発音だと「r」で舌をきつめに巻くので私には「デュアルテ」に聴こえるな。なので今回は「デュアルテ」さんでいきます。
さて、クリス・デュアルテのステージを観るのはこれ3回目…かな?
前回は比較小さな会場で、タバコの煙に3時間近く燻されながらのライブだった。以前のブログでレポートしたんだけど、ichiroちゃんとのツインギターで、究極の弾きまくり大会だった。それでも両雄相譲らずのすさまじいステージで、かのichiroちゃんですら「もうギター弾くの飽きちゃったよ!」とステージで言わしめたほどだった。
今回はトリオでのパフォーマンス。またしてもクリスの魅力が大爆発した充実のステージとなった。
実はですねェ、ワタクシ、ブルースとかブルース・ロックって自主的に聴くことはほとんどないんですね。決してキライなワケではないんだけど、長時間聴いているのはなかなかにツライ。よっぽどの演奏でない限り、飽きてしまうんだよね~。要するにお子チャマなんですかね~?
でもね、クリスの演奏はチョイと違う。「ブルース・ロック・ギタリスト」というワクにはめ込むにはワクが小さすぎちゃうんだよね。何と言うのか、もう「音楽の塊」みたいな感じ。「音楽の塊」が歌ってギター弾いてる。
世界のオガンちゃん。現在アメリカに潜伏中!アメリカで演奏しているオガンちゃんの姿を一度見てみたいナァ~。
シンプルにして深い味わいのドラミングはクリスの音楽によくマッチする。ちょっと加藤浩次に似てる?!
とにかく音楽の香りに満ち満ちた最高のエンタテインメントということができよう。とにかく出て来る曲、出て来る曲、どれもがカッコよくてしょうがない!早く次の曲が聴きたくなる!
今回もスゴかったオガンちゃんのベース。やっぱりこれぐらいじゃないと世界から声をかけられないんだな~。
シレっと弾いてたけど、1曲アホみたいにすさまじいランニング・ベース・ラインがあったな。ホントのJaw-Dropping!ちなみにこの写真の時ではない。なぜなら、あんなベースラインを聴かされている時にシャッターなんか切れないってば!
オガンちゃんとのイキもピッタリだったジャック。ベーシストと顔を見合わせて大口を開けてドシャメシャ叩く…なんてことはまったくなく、クールなドラミングに徹していた。
こっちはそうはいかない!ラーメンを食べた直後だったのであろうか、もうノッケからスロットル全開!
これらの写真でナンカ伝わりましたかね?次回はもっと詳しくお届けします。
Chris Duarteの詳しい情報はコチラ⇒The Chris Duarte Group Official Web Site of Chris Duarte(英語版)
小笠原義弘の詳しい情報はコチラ⇒Dancin' Funky Bass!!!
つづく