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2020年5月 8日 (金)

イギリス紀行2019 その26 ~ マンチェスター vol.2:スゲエ建物ばかり!

  

楽器屋さんを出てブラブラとマンチェスターの街を見に出かける。
しかし、我がホテル、見た目は立派だナァ。
コレがかつては倉庫だったとはねぇ。
左のポールには見覚えのある女性の姿が…。

10_2「街を見る」と言っても「ここへ行かなきゃ!」というようなお目当ての場所はあまりない。
街を歩いて歴史的な建物を見て歩いているだけでも楽しいにキマってる。
それでも闇雲に歩くのもナンなので、後で困らないように外で偶然見つけた地図を携帯で撮影しておいた。
コレがエラく役に立った。

15ホテルから歩いてすぐのところにチャイナ・タウン。

20_2…と言っても、中華料理店が数軒並んでいるだけの通り。

30_2「wasabi」というのはロンドンでもよく見かける寿司と弁当のお店。
2003年に開業して、現在はイギリス国内で60店舗を展開している…案外少ないな。もっとあるのかと思ってた。
創業者は韓国の人だそうだ。
試したことは一度もない。

40_2なんかいかにも「外国の下町」っぽくていい感じ。

50_2イヤ~、またロンドンとは違う街並みが素晴らしい。
でも、ロンドンともっとも異なる点は、街に有色人種の数が多いことだ。
特に黒人。
一見してそれがわかる。60_2ドワ~、スゴイのが出て来た!

70_2マンチェスターのシンボル「Manchester Town Hall(マンチェスター市庁舎)」。
1868年に着工して9年後に落成した。
例の「Listed Building(指定建造物)」の一番上の「Grade I(最も需要な建造物)」に指定されている。

80_3さすがGrade Iだけあってナントまぁ荘厳なことよ。

90_2前が広場になっているんだけど工事中で近寄れず。

100_3改装中で中も見れず。

110_2パブ周辺のの風景はロンドンと変わらない。
あ、この店ってウェザースプーンだったんだ…道理で混んでると思った。
翌日に寄ってみたけど、混んでいてとても入れなかった。
ウェザースプーンは安く飲めるパブのチェーン店。
好きなんだけど、街中の店はいつも混んでいて困る。

120_2ハイ、次。
丸いのが出て来た。

Z15コレは「Manchester Central Library」、つまり「中央図書館」。
1930年から4年の歳月をかけて建設された。
コレも我がホテルと同じく「Grade II*」の指定がかけられている。

11_0r4a0123エントランス・ホールからして超立派!

Z20フト天井を見上げると…スゲ~!

Z30vこのあたりの教区の紋章やら何やらで飾っている。

11_0r4a0131フロアにはそれぞれの紋章を解説している案内板があるんだけど、キリスト教の専門用語みたいヤツだらけでよくわからん。

Img_0268そして部屋の入り口には大きなハチ。
駅舎にもハチのマークが付いていたように、ハチはマンチェスターのシンボルなのだそうだ。
産業革命発祥の地らしく、「働き者」というイメージでハチをシンボルにしたらしい。

Z40一階はどうってことない感じ。

Z502階がスゴかった!
巨大な閲覧室。
アンソニー・バージェスは学生時代、頻繁にこの図書館へ来て勉強していたそうだ。
バージェスは『時計仕掛けのオレンジ』の作者ね。
The Smithのモリッシーもよく勉強しに来ていたらしい。

Z60お、「ミュージック・ライブラリー」なんてのがあるゾ。
「ヘンリー・ワトソン」というのは地元マンチェスターで音楽業界の仕事に携わり「Henry and Co.」という会社を興す傍らピアニストとしての名声を高め、ケンブリッジ大学で博士号を取得し、最後はマンチェスター大学の教授まで務めた人。
貧しい家庭に育ったため、音楽は独学だったという。
その苦労は並大抵のモノではなく、後進に自分がしたような苦労をさせまいと、個人で今とは異なる場所に「音楽の図書館」を開設したのが1904年。
1947年に現在の場所に移って来た時は、そのオープニング・セレモニーでジョン・バルビローリが演奏したのだそうだ。

Z70こういう書架がドバ―っと向こうまで続いているんだけど、全部音楽関連の書籍。
もちろんクラシックが主だけど、ポピュラー音楽のアイテムも何ら分け隔てなく収められている。

Z80ココでできることは「Create, listen and learn」。
譜面や音楽書籍や雑誌を自由に閲覧し、貸してもらうことができる。
コンピュータが設置してあって、それを使って音楽を作ることができる。DJのミキサーもあったな。
他にヘンデルやヴィヴァルディの直筆楽譜をコレクションしている。
所有しているCDで実際に音楽を聴くことができる他にオンラインでも音楽に接することができる。
提携しているんでしょうね、特にNAXOSのコレクションが充実しているようだ。

0r4a0136チョット脱線。
NAXOSは香港に設立したドイツのクラシック音楽のレーベル。創業者はクラウス・ハイマンという実業家で奥様は西崎崇子というヴァイオリニスト。
無名な音楽家を使って値段を抑えた廉価版レーベルということになるんだけど、私、コレが大好きなんですよ。
クラシックと言っても、もちろん私のことだからベートーベンやらモーツァルトの類にはほとんど興味がない。
「ホントにこんな人いるのかよ?」みたいな、NAXOSがなければ一生知らないで過ごしていたであろうマイナーな作曲家のアルバムをバカスカとリリースしているところにメチャクチャ魅力を感じるワケ。
で、ナニがオモシロいかって、国内盤に強引に付けているかのようなオビに書かれている簡単な解説がいいのよ。
どんなゲテモノでも「ウワ!オモシロそう!」と思わせちゃうんだな。
例えばコレ。
ま、モンティの「チャルダッシュ」は誰もが知る有名な曲だけど、完全にオビの惹句に惚れて買った。
どういうのかと言うと…
●遅いところでは甘く悲しいメロディに心を込めた「演歌弾き」
●早い(ママ)ところではノリに任せてなりふり構わぬ「突撃弾き」
●合奏してるのか、各人勝手に弾いてるのか不明な珍アンサンブル
…みたいな。
コレには吹き出してしまった。
「突撃弾き」って一体ナニよ!
でも、実にわかりやすい。
実際に買って聴いてみると、ホントにオビの惹句通りで、一体どういう感覚で合奏しているのか理解に苦しむ…なんてことよりもっぱら笑える。
主旋律を弾くヴァイオリニストやソリスト(ハンマー・ダルシマーみたいなヤツ。コレがヤケクソにカッコいい!)とその伴奏をするピアニスト以外の人は全員好き勝手に別々の曲を弾いているようなのだ。
演奏技術がすこぶる高い分、The Shaggsより性質が悪い。
ところが、コレを聴いた音楽に詳しくない人に言わせると、ナニが変なのかがわからない…というのだ。アレには驚いたナァ。
とにかくNAXOSがなければ、イヤ、オビの宣伝文句がなければ恐らく一生耳にする機会がない音楽だった。
ありがとう、NAXOS!

Csardas…っていうことで、先日Book Offでこんな本を買ってみた。
2007年上梓のNAXOSのディスク・ガイド。
ここ最近買った本の中で一番オモシロかった。
著者の松本大輔さんという方はWAVEやHMVのバイヤーをされていた方で、現在は「アリアCD」というレコード店を営んでいらっしゃる。
NAXOSのオビよろしく、この人の解説がメチャクチャ面白く、普段は絶対に興味を示さないようなバロック期のアルバムですら「聴いてみようようかな?」と思わせちゃう。
ジャズで言えば故中山康樹さんの文章かな?
とにかく、ムズカシイことをやさしく、オモシロく書いてくれる。
そこへいくと「ライター」と呼ばれる先生方が書いている最近のロック関係のディスクガイドはオモシロくないね~…もっとも教わりたいことなど有りはしないので読むこともないんだけど。
「等身大」とか「自己の投影」とか…どうでもいいことえをムズカシく書いているようにしか見えない。
音楽の内容が薄いからそれも仕方のないことなんだろうけど。
私は幸運にも伊藤広規さんのアルバムのライナーノーツを6枚分ほど書かせて頂いたけど、ムズカシイことは一切書かなかった。
とにかく「スラスラ」と「飽きず」に読めてタメになる文章を目指した。
この松本さんのガイドブックを開いて、そこで紹介されているアルバムを片っ端からSpotifyで聴くのが目下の一番の楽しみなのです。11_2naxosライブラリーにはギターやドラムスも置いてあって無料で使うことができる。
このオジさんはピアノ。
ガンガン音を出して練習してた。

Z90下の2枚のレコードは「One Copy Library」というこの図書館とSeed Studiosというところが共同で展開しいるプロジェクトの展示アイテム。
私が読んだ英文の解釈が正しければ…やはりこの先「音楽」の媒体というものは完全にデジタル配信に打って変わり、音楽はレコードのように「形」を持たなくなってしまうだろう…ということを表現したアイテムだそうだ。
上はThe Lovely EggsというパンクバンドとJackie Hagenという詩人のコラボレーション作品…なんだけど、このレコードには音が入っていない、というかレコーディングという作業を一切排したレコードなんだって。
要するに形だけ。
今のデジタル一強時代へのイヤミということか。

Z110

11_0r4a0140まぁ立派なコレクションで、やはり芸術先進国の層の厚さを思い知るね。
日本の図書館の音楽コーナーとはゼンゼン違う。
最近、テレビの音楽番組の予告編(本編はまず見ることがない)なんかに接すると、こうした状況を作っているのは、残念ながら日本国民の芸術に対する民度の低さだと思う。
クラシックやジャズは強いのに、ポピュラー音楽に関しては圧倒的に幼稚だ。
音楽を作る方じゃないよ、音楽を聴く方レベルがあまりにも幼稚なの。
聴き手の耳が肥えれば作る側のレベルは上がハズだ。
その聴き手のレベルの差が欧米とは格段の差があって、こうした文化施設の充実度にも大きな差が出ていると思う。
Z120本も珍しいモノがたくさんあるらしい。
日本にいる時に下調べして来ればヨカッタな~。
でも、日本を出る時にはマンチェスターへ来ることさえもキマっていなかったもんな~。

Z130都市計画の方針が異なっていたのか、歴史が違うからなのか、ロンドンのように同じ形の建物がズラ―っと並んでいるような光景がなく、個性的な建物がゴロゴロしていて街を見て回るのがすごく楽しい。

130_2ホラ、またスゴイのがでてきた。

140_2「Midland Hotel」という1903年オープンのホテル。
ココもGradeII*の指定になっている。

150_2中はバッチリ改装されていてモダンなようす。

160裏に回ってみる。
210_2こっち側も立派なルックスなの。

170入り口もこんな。
と思ってフト後ろを振り向くと…

180_2こんなヤツが向き合ってる。
体育館かなんかと思っていたら、コレは「Manchester Central Station」というマンチェスターで一番大きな駅だったのだそうだ。
「だった」というのは、今はもう駅として使われていないから。
駅としての使命を終えてからはこのスケールを利用して展示場として活躍していた。
「していた」というのは、今はもう展示場として機能していないから。
では、今現在はナニに使われているのかというと…3月下旬、イギリス政府はココを4月中旬から1,000床のベッドを擁するコロナウイルス感染者のための救急病院として使用するということを発表した。
だからもう稼働しているかも知れない。
この建物もGrade II*だ。190_2ちなみにココから電車に乗って行き着くロンドンのターミナル駅は「セント・パンクラス」だった。
セント・パンクラスはこんな感じ…どれもこれも向こうの駅は一体どうなってんだ!

10 ミッドランド・ホテルの隣は1911年落成の「St.George's House」というビル。

200_2コレまたテラコッタをあしらったナント美しいビルだことよ!
かつてはYMCAが使っていたが、今は普通のオフィスビルになっているそうだ。

11_0r4a0166 その隣は「Theatre Royale(シアター・ロイヤル)」。
現存するマンチェスター最古の劇場ビルディングで、オープンはナント1845年!
日本で言えば天保年間。スゴイね~。
ところが周囲に劇場が林立してしまい1921年には早くも「劇場」としての使用を辞めてしまった。
それからは映画館になったり、ビンゴ・ホールになったり、ナイト・クラブになったり…。
今は空き家になってた。
モッタイないな~。中を見てみたいな~。

260キリがないんだけど、そのまた隣が1856年に竣工した「Free Trade Hall」という建物。
1856年といったら安政2年、ハリスが下田にアメリカの領事館を設置し、12月には島津家から天璋院篤姫が第13代将軍、徳川家定に嫁いだ年よ。
お、赤いプラークが付いてる。

240_2「St. Peter's Fields  The Peterloo Massacre(聖ピーター・フィールズにおけるピータールー虐殺事件)」とある。
この前の通りをピーター・ストリートというんだけど、1819年8月16日、ピーターズ・フィールドというところに当時の不況や悪政の改革を訴える演説会が開かれ8,000人が集まった。
そこへ当局の騎兵隊がサーベルをむき出しにして襲いかかり、15人の死者と600人のケガ人を出した。
コレが「ピータールー虐殺事件」。
どっかで聞いた話だと思ったら、やはり「イギリスの天安門事件」と言われているらしい。
「Peterloo」というのは、この事件の4年前にナポレオンを駆逐した「Waterloo(ウォータールー、フランス語ではワーテルロー)の戦い」をモジったもの。
皮肉ですな。250_2よくテレビなんかで「The Guardian」というイギリスの大手新聞の名前が出て来るでしょう。
アレは元々「マンチェスター・ガーディアン」と言って、このピータールー事件を目の当たりにした人がこの事件をキッカケに創刊した新聞なのだそうだ。Tg それと…音楽。
「イギリス労働者組合会議(trades Union Congress)」という団体が1968年に創立100周年を迎えた。
この団体の最初の会合がマンチェスターで開かれたことより、マンチェスターを代表する事件、「ピータールー」を題材にした曲を作ることになり、イギリスを代表する作曲家であるマルコム・アーノルドに作曲を委嘱した。
それが「ピータールー序曲(Peterloo Overture)」。
実際に聴いてみると、特段事件の悲惨さを表現している感じではなかった。
それよりもこのマルコム・アーノルドという人よ、オモシロいのは。

Po ちゃんとしたクラシックの作曲家なんだけど、映画音楽をいくつか手がけていて、そのウチのひとつがデヴィッド・リーンの『ホブソンの婿選び(Hobson's Choice)』。
私、この映画大好きなの!
でも、音楽に注目したことはなかった。
そういえば、この作品の舞台はマンチェスターだったわ。
こんなの誰も知らんわね。
それじゃ…

Hc_1_3コレはどうだ!
小学校の時、下校の時間になると流れたデショ?
「ボギー大佐」とかいう曲名になっていた記憶が…。
『戦場にかける橋(The Bridge on the River Kwai)』ね。
アーノルドはこの映画でアカデミー作曲賞を獲得した。
ところが!複雑なことに、この「ボギー大佐(Colonel Bogey March)」という曲自体を作ったのはアーノルドではなくて、ケネス・ジョセフ・アルフォードという人。
何やらブルボンみたいな名前だけど、アーノルドは原曲を「クワイ川マーチ(The River Kwai March)」として編曲して、他にオリジナル・スコアを提供した。
そういえば、この作品の監督もデヴィッド・リーンだった。
小学生の時にもう夢中になって観たな。
この2人は名コンビだったのか…じゃ、他のリーンの代表作、『アラビアのロレンス』や『ドクトル・ジバゴ』や『ライアンの娘』はどうか…。
コレらの音楽を担当したのはモーリス・ジャールなんですね~。
一時期すごく人気があったジャン・ミッシェル・ジャールのお父さんね。

Hc_2_2 で、チョット脱線して…すでに脱線中ですが…。
『戦場にかける橋』で日本軍の親分、斎藤大佐を演じた早川雪舟ね。
私はこの映画でこの日本人俳優を知り、他の作品は全く知らなかった。
せいぜい「セッシュウする」なんて業界用語を知っていたぐらい。
コレは撮影をする時に背丈が足りない役者さんを台に乗せることによって背を高くして見せる技法(?)を表す表現。
いつも散歩している途中にあった谷中の古本屋で下の本に出くわして何となく気になったので買って読んでみた。
コレが驚きの内容でね~。
この人、欧米で信じられないぐらいの人気があったっていうんですよ。
何せ、水たまりがあると、白人の淑女が雪舟のクツを汚してないけないと毛皮を脱いでその水たまりにかぶせたって言うんだよね。
ハリウッドに豪邸を構え、毎晩毎晩、酒池肉林の宴を繰り返したらしい。
ホンマかいな?
何しろセシルBデミルの作品で有名になったというんだからスゴイ。
ちなみに雪舟は身長が170cmぐらいあって、特に「セッシュウ」する必要はなかったらしい。
どっから「セッシュウする」なんて表現が出て来たんだろうね?
ハイ、マルコム・アーノルドに戻って…

11_hs コレならどうよ!
ディープ・パープルの『Royal Philharmonic Orchestra』。
仕事がら私の周囲にはリッチー・ブラックモア・ファンのミュージシャンが多いが、『Come Taste the Band』が話題に上がっているシーンにはよく出くわしても、このアルバムについて語っているところは見たことがない。
当然、島ノンちゃんに振れば熱く語ってくれるだろうけど…。
ハイ、マルコム終わり!

2rphお、ビルの横で大騒ぎしてる。

11_0r4a0167バスから誰かが下りてきているところだった。

220_2ナンだろう?
サッカー選手かなんかかな?

230_2ハス向かいにBREWDOGのパブを発見!
コレはスコットランドか?
PUNk IPA美味しいよね。
帰りに寄ろうと思って忘れちゃった。

270その並びがコレ。

280_21階は入り口が藤の花で彩られたレストラン。

290_2上は「Albert Hall(アルバート・ホール)」という劇場になっている。
1908年のオープン。

300_2ウェブサイトから写真をお借りすると…中がスゲエ!
ま、コレ魚眼で撮っているので実際よりは広く見えているハズなんだけどそれでもスゴイ。
さぞかしビッグなミュージシャンがコンサートをココで開いて来たんだろう。
でも調べたけどわからなかった。
チャーチルがココで演説をしたそうだ。

Ah 街中で見かけたヨーコ・オノの姿。
MIFというのは「Manchester International Festival」の略。
このイベントのオープニングでヨーコさんがナニかスピーチをすることになっていたようなんだけど、どうもキャンセルになったらしい。
「オーノー!ヨーコ・オノがイベントに出席できなくなりました」なんて記事を関連のウェブサイトで見た。

310v_2知らない街を歩くのは楽しいな~。
コレは1846年開業の「Great Northern Railway」という鉄道会社の倉庫だった建物。

320_2コレがまたアホほどデカい建物。
汽車の車庫になっていたのかな?

330_2その近くにあったのがオペラ・ハウス。

340_2オープンは1912年。

350_2「オペラハウス」の名前がついているけど、ミュージカルも数多くかけられているようで、1958年には『ウエストサイド物語』のヨーロッパでのプレミア・ショウはココで上演された。

360_2ココに出演していたであろうコメディアンや役者のプラークが掲げられていたけど、ゴメン、全部わかりません。

370v_2街歩きはまだ続く。

390_2<つづく>

(一部敬称略 2019年6月14日 イギリス マンチェスターにて撮影)